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歯周病(歯槽膿漏)
歯にとってこわいのは"虫歯"と思っている方が多いと思いますが、成人が歯を喪失する原因のおよそ半数は"歯周病"(いわゆる歯槽膿漏)からといわれています。当院では極力、抜歯せずにすむよう歯ぐきの健康回復にあらゆる努力をおしみません。歯周病は自分自身で気を付けていれば予防することが可能です。歯周病から歯を守ることは身体全体の健康にもつながっていくのです。

当院の歯周病治療の特徴

当院には日本歯周病学会専門医が常勤で在籍しております。
歯周病専門医は治療経験年数だけでなく、専門病院での勤務経験、治療を行った症例の提出、面接試問など厳しい審査を通過しなくてはなりません。
そのため歯科医師の1%しか認められていないという歯周病治療のスペシャリストです。
宮城県内の一般開業医で歯周病専門医が常勤で在籍している診療所数はわずか1桁であり、仙台市街中心部では当院が唯一の診療所となっています。


歯周病専門医認定証

①歯周病とは

  • 歯ぐきがむずむずする、重がゆい
  • 口臭がある
  • 歯ぐきが腫れる、出血する
  • 歯がぐらつく
このような症状があったら歯周病が疑われます。
歯周病は歯肉炎と歯周炎の総称です。歯ぐきのみに炎症がある歯肉炎と骨まで炎症が広がっている歯周炎に分類されます。
歯周炎は歯ぐきの病気と思われがちですが、歯ぐきの中にある歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。
人間の病気の中で骨が溶けてしまうような病気は少なく、実はとても怖い病気なのです。
軽度の歯周炎は出血が出る程度など自覚症状に乏しいことが多く、
痛みや歯が揺れてしまっているような場合は中等度から重度の歯周炎になっていることがあります。
早急に処置をすすめていかないと歯を抜く必要がでてくるだけでなく、周りの歯にも悪影響をもたらすようになってしまいます。

②歯周病の原因

歯周病はお口の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。
歯垢(歯に付着する汚れ)の中には莫大な数の細菌が存在し、その中の細菌が歯ぐきの炎症を引き起こします。
つまり、歯周病の治療あるいは予防とは、この細菌(歯垢)を除去することなのです。
歯周病を悪化させる原因としては、喫煙、歯ならび、噛み合わせ、歯ぎしりなどの習癖、適合の悪い被せ物や詰め物などがあります。
このような原因をお口の中に抱えていると、歯周病になってしまった時に急速に進行してしまう可能性があります。
細菌の除去と同時にこのような悪化させる原因の除去も行うことがとても大切です。

③歯周病の予防

ブラッシングの徹底

当院では歯垢の除去に有効で、歯石がつきにくくなるようなブラッシング方法を、経験を積んだ歯科衛生士がご指導します。
  • 歯を1本1本縦にみがく縦みがき
  • 歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)に歯ブラシの毛先を入れるポケット内へのつっこみみがき
これらのみがき方は歯周病予防に非常に有効な方法です。又、このブラッシングに用いるブラシは一般に使われているブラシとは異なったもので、優れた特徴を持っています。

定期健診

定期的に歯ぐきの状態のチェックを受けることが歯周病の早期発見につながります。専門的な歯ぐきのチェックは歯周ポケットの深さを測り、歯垢歯石の染め出しなど、様々な観点からおこなっています。

定期的な歯垢除去

定期的な歯垢、歯石の除去と歯面の研摩は歯周病の予防に必要です。<当院ではプロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング(PMTC)を実施しています。>

④歯周病の治療の流れ

治療の流れ
全体的に中等度の歯周炎がある場合の一般的な治療の流れです。
治療は基本的に健康保険の適応となります。(歯周外科の一部など適応外のものあります)
治療の流れ、回数や麻酔の有無などは患者様の症状、状態ごとに異なります。
また再検査の状態により、歯石取りを再び行う、外科手術を行う、定期検診を行うと分かれていきます。
必ずしも外科手術を行うというわけではありません。

1.初診時検査

レントゲン撮影、歯周ポケット検査、口腔内写真撮影、歯磨きの状態確認などを行います。
歯周ポケット検査ではプローブと呼ばれる細い検査棒を歯と歯ぐきの溝に入れ、その深さと出血の有無を測ります。

2.歯磨きの確認

歯磨きはご自身で行える歯周病治療です。歯周病の予防、治療において一番大事なのが日常の歯磨きの仕方です。
治療を行っても、歯磨きがしっかりとできていなければ治療の効果が見られず、すぐに再発もしてしまいます。
当院では歯科衛生士が丁寧に歯磨きの仕方についてお話しいたします。
歯ブラシでおおよそ全体の8割をきれいにできるようになることが目標となります。

3.歯ぐきのなかの歯石取り

歯ブラシでは歯ぐきの上の細菌を取りますが、歯ぐきの中の細菌や歯石は除去できません。
歯周ポケットが深い場所はスケーラーと呼ばれる器具で歯石取りを行っていきます。
歯周ポケットがとても深いところや痛みを感じるところには麻酔をしながら進めていきます。
全体的に歯周病の場合には6回に分けて丁寧に歯石取りをおこなっていきます。
回数や麻酔の有無は患者様ごとに異なります。
処置後には一時的に歯ぐきの違和感や知覚過敏症状が出ることがあります。

4.歯周外科手術

当院では症状に合わせて様々な歯周病の外科手術を行うことができます。

・アクセスフラップ手術
一般的な歯周病の外科手術のことで、保険適応となっています。
歯ぐきの中の歯石を見えるようにして確実に除去を行う方法です。

・歯周組織再生療法
歯周病によって失ってしまった骨を外科処置とともにお薬などを用いて再生させる方法です。
様々な薬や材料があり、それぞれに特徴や適応があります。
例としてリグロスやエムドゲインといったお薬が用いられます。
保険適応のものと適応外のものがあります。

・遊離歯肉移植術(FGG)、結合組織移植術(CTG)
歯ぐきが下がってしまったり、痩せてしまったところに歯ぐきの移植を行い、回復させる手術です。
歯ぐきを増やせる処置ですが、回復量は症状ごとに異なり、適応も限られています。
保険の適応外となります。

このほかにも歯肉弁根尖側移動術(APF)、クラウンレングスニングなど様々な外科処置に対応しております。

⑤歯周病のメインテナンス

治療が終了したあとは定期的にメインテナンスしていくことによって歯周病の再発を予防していくことが不可欠です。
その際には
  • 歯肉の検査
  • ブラッシング方法の確認
  • 歯石などの汚れの除去
などの処置を必要に応じて行い歯肉をより良い状態に保つようメインテナンスしていきます。
次の来院までの間隔はそれぞれ異なりますので、適切な指示された時期に来院し、検査などの処置を受けることが良好な予後につながります。

歯周病治療例

中等度歯周炎の治療例

施術前
施術後

歯ぐきが下がってしまったところに歯ぐきの移植をおこなったケース

結合組織移植術(CTG)

施術前
術後