歯科ニュージャパン,顎関節症,矯正,インプラント,歯周病,ホワイトニング

顎関節症

当院の顎関節症治療の特徴

当院では日本顎関節学会専門医が常勤で在籍しております。
顎関節症とは、口や顎周辺の症状のみならず、全身の各部に様々な不快な影響を及ぼすこともある疾患です。
当院では咬み合わせのバランスを修正し、顎への負担を軽減するための治療をおこなっています。
日本顎関節学会専門医が常時在籍している一般歯科診療所は宮城県内では当院のみとなっています(2022年7月現在)。

日本顎関節学会
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①顎関節症とは

顎関節症とは
  • 口を大きく開けられない
  • 口を開くときにスムーズでない
  • あごがカクカク音がする
  • 口を動かすと痛みがある
といった症状を主として、全身の各部に様々な不快な影響を及ぼす疾患です。
※顎関節=顎(あご)の付け根の関節

②様々な症状例

  • 口が大きく開けられない
  • 顎の関節部分(耳の前)の痛み
  • 開閉口時に顎がひっかかってスムーズに動かない
  • 顎がコキンとかジャリジャリといった音がする
  • 食事時ズキッとした痛みが走る
  • 顎、首、肩、腰などのこりや痛みがある
  • 歯ぎしりやくいしばりをする
  • 頭痛や耳鳴り、立ちくらみ、めまいがする
  • 唾液が出にくい
  • 舌が痛い
  • 手足のしびれ、冷え性
  • 眠りが浅い
  • 起床時に疲労感がある
これらの症状は他の病気が原因の場合もありますが、顎関節症においてしばしばみられる症状の一例です。
もしも上記の項目にあてはまるものがありましたら、顎関節症が疑われます。健診をお受けになることをお薦めします。

③顎関節症と歯の咬み合わせ

顎関節はあごを動かす関節なので、歯科が最も関連の深い分野といえます。歯科において顎関節に一番影響を及ぼす問題は”咬み合わせ”です。上下の歯の咬み合わせのバランスのズレや、あごを動かした時の咬み合わせの引っかかりなどがあると、歯・歯を支える骨・顎関節に負担がかかります。また、そのような咬み合わせの問題があると顎を動かす筋肉が無意識に顎の動きを制限して、筋肉の疲労・こりが生じます。これらの結果、顎関節・筋肉・さらに様々な部位に多種多様な症状を引き起こすのが顎関節症です。
歯の咬み合わせのズレや引っかかりは、自覚できることはまれです。知らず知らずのうちに、顎の関節や筋肉に負担がかかってしまい、様々な症状が現れるのです。しかも、口や顎の周辺ばかりでなく、筋肉のバランスの狂いから頭部、首、肩、背中、腰、手、足などへ症状が出てくることも多いのです。
  • 咬み合わせのバランスを改善すること
  • 咬み合わせのバランスを考慮した歯科治療を受けること
  • 咬み合わせのバランスのチェックを受けること
これらが、健やかに食べて暮らしていくのに、とても重要なこととなるのです。

④当院における顎関節症の治療

当院では院長を中心に日本顎関節学会専門医《県内開業医で唯一〜2022年7月現在》、日本顎咬合学会認定医ら、経験豊かな専門医が咬み合せのバランスを修正し、顎への負担を軽減するための治療をおこなっています。

顎関節症の診査・診断

あごの位置や形のアンバランス、咬み合わせのバランスのずれ、習癖など、顎関節症の誘因を調べ、症状の診断をおこないます。

理学療法と生活指導

顎や顎関節、その周囲の筋肉や組織の負担を軽減して、症状を緩和します。また日常生活の中で負担のかかる癖を回避することや、自分で気を付けていただくことについて指導をします。

スプリントの使用

スプリントというあごの位置と咬み合わせを補正する装置を、夜間就寝時のみ使用していただきます。このスプリントの使用により、症状の改善、症状が咬み合わせに起因することの診断、あごの関節や筋肉の安静化などをはかります。

原因除去のための咬合治療

咬み合わせの状態に応じて
  • 歯を少し削って咬み合わせのバランスを整える
  • 冠(かぶせもの)や義歯などによって咬み合わせを改善する
  • 歯並びを矯正する処置を併用して咬み合わせを改善する
などの処置を行います。
いずれの場合も精密な咬み合わせの診断のもとに、処置が進められることが極めて重要となります。